吉野家、すき家、松屋などの牛丼の値段が安いのは当たり前なのか。牛丼屋の思い。

大手チェーン店の牛丼は安くて当然なのか。

吉野家、松屋、すき家などの大手チェーン店がお手頃な価格で「牛丼」を提供を始めて、新たなファストフードとして国民食として根付きました。しかしながら、大手チェーン店のお手頃な価格が最近は値上がりしているニュースをよく見ます。大変、残念なことではありますが、牛丼屋としては時期が遅かっただけかなという気がしています。
それでも今なお手ごろな価格で提供されている吉野家、松屋、すき家などの大手チェーン店さんの企業努力には尊敬の念を抱くと供に、皆様に牛丼の価値を改めて考えていただくきっかけになればと思い、この記事を書いています。

ラーメンは1,000円を超えても平気なのに牛丼は？

大手チェーン店のラーメン屋である一蘭の天然とんこつラーメンは980円です。他のラーメン店も1000円前後の価格帯が増えています。ラーメンには1,000円を出すことに対して、戸惑いや躊躇は少ないのではないかと思います。でも牛丼で1,000円支払うとなると、おそらく躊躇する方が多いのではないでしょうか。
日本人に牛丼が定着するときに「安価、お手頃、卵や色々と付けてワンコイン（500）円以内」などのイメージが付いたことは、牛丼が国民食として根付いた大きな要因でもありますが、一方でこれが当たり前との固定されたイメージが付いている気がします。

同じファストフードであるハンバーガーも大幅に値上がりしている

ハンバーガーの代表と言えばマクドナルドですよね。マクドナルドのハンバーガーの値段は2000年は65円、2014年は100円、2024年は170円です。2000年頃と比較するとハンバーガーは約2.6倍の価格上昇です。
一方で牛丼の方はどうでしょうか？牛丼を代表する吉野家の牛丼並盛の値段は2001年は280円、2014年は380円、2024年は498円になりました。2000年頃と比較すると牛丼は約1.8倍の価格上昇です。
使用している食材が違うこと、マクドナルドはフライドポテトなどのサイドメニューでの利益が大きいことなど背景は違いますが、本来であればもっと価格を上昇させても良いと思いますし、価格を上げないと利益の確保は難しいと思います。そのような中で、吉野家、松屋、すき家などの大手チェーン店さんが今なお、お手頃価格に抑えられていることに驚きます。

牛丼の値段は牛肉で決まっている

店舗の賃借料や人件費などの費用は抜きにして、単純に食材と調味料の原価を検討した場合、牛丼の価格のほとんどを決めているのは牛肉の値段です。これは牛丼のメインとなる牛肉の量が多いこともありますが、単純に使用する食材の中でグラム単価が最も高い食材だからです。そのため、牛肉の仕入れ価格が原価に直結しているのは、大手チェーン店さんでも他の牛丼屋でも同じだと思います。花菱の場合は、国産ブランド牛である佐賀和牛を使用しているため、一概に大手チェーン店さんと同じとは言えないですが、参考までに材料と調味料を合わせた材料費の約75%は牛肉が占めています。それほど、牛丼は牛肉の価格に作用されますし、牛肉によって価格が決まっていると言えます。まあ、当然と言えば当然です。

そのため吉野家、松屋、すき家などの大手チェーン店さんでは、安く提供するために海外産の牛肉を使用されています。ただ単に、外国産のお肉だから安くできているのではなく、仕入れ先の探索、仕入れ調整、一定の品質確保など海外産の牛肉を取り扱うにしても、安心・安全な牛丼を提供するために様々な創意工夫がなされていることと思います。

牛丼の食材価格（原価）以外の本当の価値に気づいてほしい

外国産牛肉をいかにおいしくするのか

海外産のお肉は適度なサシ（脂身）なども少ないため、旨味や柔らかさなどは国産牛などに比べるとお肉の食感が硬く、また旨味が少ないです。そのため、あまりおいしくない牛丼になってしまうはずですが、チェーン店のものはお肉が硬いと感じることも少なく、味付けは濃いですが、しっかりと旨味を出されています。
お肉の硬さはお肉のスライスの厚みを調整し、調味料や添加物によるpH調整などで牛肉の肉繊維を壊すことで柔らかくするなどの工夫がなされているようです。

牛丼のおいしさの決め手のつゆは工夫の塊

牛丼のおいしさの決定打であるつゆは、どのお店も工夫の塊です。外国産牛肉では、牛肉からの旨味がつゆには出にくいので、様々な調味料に加えて食品添加物などで補い、皆様が慣れ親しんだ味に上手く調整されています。また、旨味と密接に関係するコクについても、国産和牛であれば脂部分からコクを出すことができますが、良質な脂分が少ない外国産牛肉でコクを出すために赤ワインなど工夫されています。この様々な調味料や食品添加物を何を使うか、どの程度の量か、バランス調整などが非常に重要です。
添加物も入れると美味しくなるものではなく、しっかりとバランスをとる必要があるため、吉野家、松屋、すき家などの大手チェーン店の味に仕上げるには苦労と努力を感じます。

吉野家、松屋、すき家の牛丼の安さは工夫と努力の結晶

牛丼ができるまでのプロセスに隠れた価値がある

牛丼は安い方が良いのは当然です。しかしながら、食材から牛丼が出来上がるまでには、食材選定・仕入れ先の確保・食材購入費・食材保管庫の維持費・運送費・製造費・人件費など多くの費用がかかっています。そして一番見逃してしまうのが、その商品を生み出すまでにかかった研究・開発費です。消費者としては、どうしても目に見える食材費や人件費などのコストを考えてしまいますが、その味とおいしさを生み出すための研究・開発にかかった費用と時間というのは、吉野家、松屋、すき家だけでなく全ての牛丼の本当の商品価値と思います。
そして、商品は一度できたら完成ではなく、日々多くのお客様にお召し上がりいただく中で、皆様のお声を聞き、反応を見ながら少しずつ変化し成長していき、商品として成熟します。
大手チェーン店では当たり前と感じてしまう「お店独自の味」ができるまでのストーリーを想像し、お召し上がりになっていただければ、「安くておいしい牛丼」だけでなく、本当の「牛丼の価値」を感じていただけるのではないでしょうか。

吉野家、松屋、すき家の価格設定はすさまじい

牛丼にかかるコストについて考えを話しましたが、牛丼を販売する会社から見ると、やはり大手チェーン店さんがこれだけ価格を抑え利益を確保するためには、様々な効率化をなされているのだと感じます。
ただ同じく牛丼を販売者としては、もう少し価格を上げても良いのではないかと考えてしまいます。

花菱は大手チェーン店とは別の道を

九州の名店「唐津花菱」とは？

唐津花菱は、日本料理専門誌にも掲載された九州佐賀県にある和食の名店です。ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎 2019 特別版にも掲載され、綿のような高級ふりかけ「綿そぼろ」はテレビや雑誌などのメディアでも話題となり、この記事で紹介するすき焼き・牛丼具の「花すき」は大手ネット通販で売上1位を獲得しています。
花菱では九州の豊かな自然に育まれた食材を使い、食材の旨味を最大限に活かす料理で知らています。その品質と味わいは多くのファンに支持されており、特に玄界灘の鯛・鰆・鯖を使った綿そぼろや佐賀和牛を使った花すきが人気です。

花菱のこだわりは「良い食材」と「無添加」

吉野家、すき家、松屋などのチェーン店さんでは価格を抑える一つの手法として食品添加物を使用されています。花菱では、大手チェーン店さんとは異なり、50年以上にわたり料亭で培った技術を使い、良い食材を使用して無添加で牛丼を作ることにこだわっています。

なぜ花菱では添加物を一切使わない「無添加」の牛丼にこだわったのか？

答えは「後味」と「花菱の社会的役割」です。

花菱の牛丼商品化に向け、試行錯誤を行っていた中で、悩んだのはコクでした。添加物が入った牛丼に対し、無添加ではコクが不足しているなと感じていました。コクというと正確な味の表現は難しいですが、「味が複雑であり、かつ旨味が長時間感じられる状態」をコクがあると一般的に表現されています。この複雑さと旨味の持続時間については、やはり特定の旨味などを狙って向上できる食品添加物に軍配があがります。花菱では添加物を使いませんが、研究の一例として使ってみたところ驚くほどコクが出て変わるのです。
しかしながら、欠点もあります。それは「後味」です。特定の旨味を強くしているため、旨味を感じる持続時間が長くなり「後味がしつこくなる」ことです。これがどうしても花菱では許せませんでした。

そしてもう一つが花菱の「社会的役割」です。安くておいしい牛丼は大手牛丼チェーンさんが切磋琢磨で作り上げられ、お客様も満足されています。そこに小さな田舎の料理店の花菱は不要です。花菱が皆様の役立てることを考えた時、食材の美味しさを最大限に活かし、大手チェーン店とは異なる美味しさを追求し提供することが役割であると考えたからです。

無添加とコクへの挑戦の先に。

無添加の場合、食品添加物を加えたものと比べると見劣りするのが正直な考えです。全くコクがないのかと言われると、しっかりと出汁（だし）を取っていますし、使用しているのは黒毛和牛なので十分にコクがあります。お客様からも好評だったのですが、数人のお客様から味が薄い・コクがなかったとのご意見をいただき、ある意味予想通りの反応でした。
現代社会ではほとんど添加物入りの食品に囲まれています。また大手チェーン店さんの牛丼の旨味というかコクに慣れてしまうと、花菱の無添加牛丼では少し物足りなく感じられたようです。
やはり皆様にはご満足いただきたいと考え、改めて商品を見直しました。無添加でもさらにコクを感じられるように、だしとなる食材を見直し、また隠し味を加えることで、以前より旨味とコクを引き立たせることができました。これも添加物というライバルがいたおかげと言えます。

花菱だからこそ作れる牛丼を

花菱だからこそ作れる佐賀和牛のすき焼き・牛丼具「花すき」。日本屈指の和牛「佐賀和牛」を使用し、その魅力を最大限に引き出す調理法にこだわっています。創業から続く食材の旨味を活かす志と高い技術により、素材本来の旨味を追求しています。
佐賀和牛は厳しい基準をクリアした希少な和牛で、その美しい霜降りと豊かな風味が特徴です。「花すき」が人気を集める理由は、和牛が美味しいのはもちろんですが、圧倒的なつゆの美味しさと特別感にあります。そして、多くの皆様に愛して頂き、大手ネット通販のすき焼き部門で売上1位を獲得させていただきました。

花菱の佐賀和牛の牛すき牛丼の具「花すき」

おすすめ理由１.こだわり抜いた食材と調味料

花菱は、創業50年以上の歴史を誇る老舗料理店で、ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別掲載店（※）としても評され、味もお墨付き。そんな花菱の牛すきはこだわり抜いた逸品です。

重要な牛肉には、高級ブランド牛「佐賀和牛」を使用。肉厚で歯ごたえを残しつつ柔らかく、ブランド牛だからこその濃厚な旨味があります。小間切れ肉を使用するのは、繊維筋が短く柔らかく、適度な脂肪には旨味と風味と深みがあります。また、表面積が多いため肉に汁（つゆ）の旨味がよく絡み、牛すきや牛丼具には最適なお肉です。

国内２位のタマネギ生産地である地元佐賀県産玉ねぎは、甘味に定評があります。恵まれた土壌で育った玉ねぎが、牛すきに「深く自然な甘み」を加えます。さらにしいたけの和の旨味、ごぼうの香りが合わさり、「旨味・香り・食感」をお楽しみいただけます。

日本料理店だからこそこだわるのは、汁に使用するだしです。最高峰の利尻昆布を使い、昆布の旨味成分が「芳醇な風味と旨味」を、魚のえそはクセが少なく「コクがあり上品な味わい」に。最後に全国から厳選したこだわりの無添加調味料で味を調えています。

シンプルですが全ての食材と調味料、そして調理法にこだわったからこその旨味を味わえます。

おすすめの理由２. 4～５分間あたためるだけで食べられる

冷凍状態から電子レンジは500Wで4分間あたためるか、また湯せんは沸騰して5分間あたためるだけで、すぐ簡単にお召し上がりになれます。

おすすめの理由３.シンプルに美味しく楽しめる

そのまま、牛すきとして食べるのも、つゆだくの牛丼として楽しむのもアリです。お家牛丼するなら少しリッチで美味しい花菱の一品をぜひご堪能ください。

お客様の声でわかる「花すき」の満足度

花すきの口コミやレビューをご紹介

「唐津花菱のプレミアム牛丼」は、口コミで高い評価を得ています。購入者のレビューをいくつかご紹介します。

無添加で安心、佐賀和牛の旨味たっぷりです
「前回自宅用に注文して、旨みのある柔らかい佐賀和牛と、無添加にこだわって作られたおだしと食材がとてもいいバランスの美味しさで、後味もよく、大変気に入ったので、今回はギフトでお願いしました。
ギフト用のボックスとラッピングもとても上品で、それもポイント高いです！
おだしがたっぷりなので、お豆腐を加えて肉豆腐のようにしていただくのも栄養アップでお薦めです。」
（両津 かんきちさん）

他の牛丼では満足できなくなること間違いなし
「とても美味しいです！肉質は柔らかくて素材そのものの味わいが存分に楽しめます。無添加にこだわって作られているので安心して食べられるのが嬉しいです。一度味わったら、他の牛丼では満足できなくなること間違いなしです。」
（Y・Kさん）

これは、美味しい。
「卵を絡めて、すき焼きとしていただきました。お肉もやわらかく、上品な味付けで、本当に美味しく家族みんな大満足でした。また、リピします。」
（匿名さん）

子どもたちも大絶賛
「最初は卵にからめて食べ、その後卵かけご飯、更に牛丼にしてもう一杯とオススメの食べ方を試してみました。結果、とても美味しくて、大正解でした。子どもたちも大絶賛でした!」
（rintakouさん）

普段の食卓がランクアップ！ちょっと特別な日の選択肢

大切な人と過ごす記念日やお祝いの席、いつもより少し特別な食卓を演出したいときに唐津花菱のプレミアム牛丼がぴったりです。
和牛の旨味が凝縮されたこの牛丼は、一口で贅沢な気分にさせてくれる逸品。湯せんや電子レンジで手軽に準備できるので、忙しい日でも簡単に豪華な一品を楽しめます。
家族との誕生日ディナー、結婚記念日のお祝い、友人を招いてのホームパーティ、どんなシーンでも、食卓をワンランクアップさせてくれる特別な存在です。

ギフトとして贈る「花すき」の魅力

唐津花菱のプレミアム牛丼は、ギフトとしても大変人気があります。冷凍で届くため、保存がしやすく、贈られる側も自分のタイミングで楽しむことが可能です。

ギフトに選ばれる理由

• 特別感が伝わる高級食材
  厳選された佐賀和牛を使った牛丼は、誰に贈っても喜ばれる贅沢な逸品です。
  
• 簡単調理でプロの味を完全再現
  調理が簡単なので、料理が苦手な方でも気軽に味わえます。調理方法も同封の説明書に丁寧に記載してあります。
  
• 安心の品質
  化学調味料不使用・食品添加物不使用のため安心してお召し上がりいただけます。お子様や健康志向の方にも最適です。
  
• 上品なギフトラッピング
  花菱ではギフトかご自宅用かに関わらず、上品な不織布風呂敷で包んでお届けしています。これはご自宅用でも花菱の大切なお客様に対して、花菱からお客様にギフトをお送りするという考えで包ませていただいております。この風呂敷が上品とのことで大変好評です。

お中元やお歳暮、誕生日プレゼント、内祝いなど、どんなシーンにも対応可能。贈り物に迷ったときには、唐津花菱の高級牛丼の具「花すき」を選んでみてはいかがでしょうか？

佐賀和牛すき焼き・牛丼具「花すき」のお取り寄せ方法

唐津花菱の公式サイトから簡単に注文可能！

「花すき」は、唐津花菱の公式サイトで簡単にお取り寄せできます。公式サイトはシンプルで使いやすいデザインになっており、初めての方でもスムーズに注文を進めることが可能です。注文ページでは商品の詳細や価格、セット内容が丁寧に紹介されているため、購入前に安心して確認できます。さらに、購入時にお得なクーポンが利用できる場合もあるので、ぜひチェックしてみてください。

はじめての方でも安心！注文から届くまでの流れ

注文する手順は非常にシンプルです。

1. 唐津花菱の公式サイトにアクセス。
2. 商品ページで希望のセットを選択し、カートに追加。
3. 配送先や支払い方法を入力して注文完了！

注文が完了すると、指定された日に冷凍状態で商品が届きます。冷凍保存が可能なので、食べたいときに解凍してすぐに楽しむことができます。忙しい方でも手間なく注文から受け取りまでを完了できるのが嬉しいポイントです。