牛丼は手軽に作れて、誰もが大好きな定番料理です。でも、同じ牛丼でも少し工夫するだけで、一段と美味しく仕上がります。また、様々な風味に変化させることができるため、実は大変奥深い料理なんです。
今回は、牛丼のコクや旨味を簡単に出す隠し味についてもお伝えします。家庭で簡単にできるテクニックなので、ぜひ次回の牛丼作りに活かしてみてください!
味の決め手はタレ!コツと隠し味を伝授!
牛丼の味の決め手は、なんといってもタレです。タレの配合を少し変えるだけで、いつもよりコクが深まり、満足感のある味わいに仕上がります。また、自分好みの隠し味を入れることで、グッとお店の味に近づきます。
1. だしを工夫する
市販のだしを使うのも時短となり、また味も安定するのでおすすめです。特に、市販の調味料は添加物や酵母エキスなどの旨味調味料が入っていることが多いので、牛丼を食べた時に物足りなさを感じにくく、牛丼店の味に近づけやすいです。
添加物に抵抗ある方は自家製のだしを取ることで、旨味を加えることができます。昆布やかつお節で取った和風だしを使うと、よりまろやかな味わいが楽しめます。ただし、自家製の場合、旨味調味料等が入っていないため、牛丼店のようなコクのある味にするのが難しく、あっさり・さっぱりとしていますがコクが足りないと感じられるかもしれません。後に記載する隠し味を試していただき、コクをだしていただければと思います。
- だしの作り方:水に昆布を30分以上つけておき、そこにかつお節を加えて軽く煮立てて濾してください。
2. 調味料の黄金比を参考とする
タレの味付けは、基本的には醤油、みりん、砂糖、酒で構成されますが、その割合が重要です。ただし、使う醤油やみりんなどにより比率を調整した方が良いと思いますので、あくまでベースとして工夫してください。
黄金比は次のように言われています。
醤油:みりん:酒:砂糖 = 4:3:2:1
これをベースに、自分好みに甘さや塩味を調整してみましょう。
3. 牛丼をおいしくする隠し味には何が良い?
少し工夫するだけで、もっと奥深い味わいを楽しむことができます。家庭でも簡単にできる牛丼の隠し味についてご紹介。ちょっとしたひと手間で、いつもの牛丼がワンランクアップしますよ!
コクや旨味を強くしたい時
牛丼をしつこくせず、深いコクに仕上げるのにおすすめです。様々な旨味成分が入っているため、簡単に味に深みが出せます。
メリット:家に調味料として置いているご家庭も多いと思います。すごく簡単に優しめの味で深みを出せます。
デメリット:添加物を含むコンソメが多いので、健康志向の方は少し高いですが無添加コンソメなどを使用してみてください。
赤ワイン
少し贅沢な風味をプラスしたいときには、赤ワインもおすすめです。安い赤ワインを加えるだけで、牛丼がビーフシチューのような深みのある味わいに近づきます。アルコール分は煮込んで飛ばすので、お酒が苦手な人でも安心です。
メリット:自宅にある赤ワインなどを使うことができます。
デメリット:お子さんがいる場合には、しっかりアルコールを飛ばすように注意してください。飛んでいないと子どもの食が進まない場合があります。
牛丼には醤油を使用しているため、同じ原料の大豆を使う味噌は親和性が高いです。醤油に対し5分の1など少量加えることで、和風のコクを出すことができます。みそを加えすぎると味噌の味が強く出てしまうので少量ずつ追加して、味見しながら調整するのをおすすめします。
メリット:和風のコクを出せます。
デメリット:味噌を入れすぎると味噌の味が勝ってしまいます。またしょっぱくなりますので注意が必要です。
鶏ガラスープ・チキンエキス
料理好きな方などはご自宅に置いている鶏ガラスープの粉末やエキスタイプのものを使用してみてください。牛肉からも動物性の脂で旨味は出ますが、鶏のよりあっさりとした動物性の旨味で味が複雑化しコクを感じることができる。
メリット:動物性の違う旨味でまた違うコクを出すことができます。
デメリット:なかなか自宅に鶏ガラスープがない。
りんごまたは梨
りんごや梨をすりおろしてタレに加えると、自然な甘さとフルーティーな風味がプラスされます。梨は肉を柔らかくしながら深いコクを引き出してくれます。りんごや梨をすりおろし、タレに混ぜて煮込むだけです。
メリット:自然な甘みでコクを出せます。
デメリット:隠し味用にりんごや梨の購入が必要。
蜂蜜
牛丼の甘みには砂糖が使われますが、これを蜂蜜に変えることで、自然な甘さとコクがプラスされます。蜂蜜には旨味成分が含まれているため、より深い味わいになります。砂糖と蜂蜜を両方使って甘味を調整するのも良い方法です。
メリット:簡単に旨味を出せ、甘味も調整できる。
デメリット:少し溶かすのが大変。甘くなりすぎないように注意が必要。
オイスターソース
中華料理でおなじみの調味料ですが、牛丼に少し加えると旨味がぐっと深くなります。特に、牛肉のコクを引き立てて、プロっぽい味に仕上げたいときにおすすめです。仕上げに小さじ1~2程度をタレに加えてみてください。
爽やかな風味にしたい時
牛丼の甘辛いタレに、すりおろしたショウガを加えると、風味がぐっと引き締まります。生姜の爽やかな辛さが肉の甘さとバランスよく調和し、後味がすっきりするので、食べ飽きない味に仕上がります。仕上げに生姜をひとかけ分おろして加えるだけで、香りが立ちます。
メリット:牛丼の風味を損なうことなく、さっぱりとした味に仕上げられます。
デメリット:すりおろす必要があります。チューブタイプを使用するのもおすすめです。
大根おろし
大根おろしの辛味などでさっぱりとした風味が加わり、重たさを軽減します。つゆに加えたり、牛丼の上に乗せるなどアレンジも可能です。
メリット:さっぱりとした味に仕上げられます。
デメリット:すりおろす必要があります。
柚子胡椒
牛丼を口に含んだ瞬間を爽やかな風味に変えることができ、脂っこいのが苦手な人などにはおすすめです。ただし、後味にほんのりと辛味が残るため、辛い物が苦手な人やお子さんがいらっしゃる場合には注意が必要です。タレにほんの少し入れるくらいがおすすめです。
メリット:牛丼の爽やかな味わいに変え、脂っこいのが苦手な方におすすめ。
デメリット:後味に辛味が残るため、辛い物が苦手な人や子どもが食べる場合には注意。
隠し味を使うときのポイント
隠し味は、あくまで料理の味を引き立てるためのものです。入れすぎるとバランスが崩れることがあるので、最初は少量から始め、味を見ながら調整しましょう。また、あまり多くの隠し味を一度に使うと、かえって味が混乱してしまうこともあります。2〜3種類までに抑えるのがベストです。
色々と美味しくなる方法は分かったけれど、作るのが面倒やたまには楽をしたいという方におすすめの牛丼の具があります。
牛丼の具は花菱がおすすめです
ここからは宣伝になります!花菱が無添加でこだわった牛丼具「花すき」をご紹介します。大手ネット通販のすき焼き部門で売上1位を獲得しました。本当に美味しい牛丼をお召し上がりになりたい方はぜひ一度ご賞味いただければと思います。
無添加牛丼のおすすめ
無添加の牛丼具・すき焼き「花すき」
【価格】1袋(170g): 900円(税込)
大手ネット通販のすき焼き部門で売上1位!創業50年以上の歴史を誇る老舗料理店で、ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別掲載店が作るこだわりの牛丼具。
ブランド牛の佐賀和牛の柔らかくコク深い旨味、佐賀県産玉ねぎで自然の甘味、しいたけの和の旨味、ごぼうの香りが合わさり、「旨味・香り・食感」を楽しめます。また、えそだし・北海道産の利尻昆布だしによるあっさりとしながらも「深く芳醇な旨味」に仕上げています。
花菱の佐賀和牛の牛すき牛丼の具「花すき」
おすすめ理由1.こだわり抜いた食材と調味料
花菱は、創業50年以上の歴史を誇る老舗料理店で、ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別掲載店(※)としても評され、味もお墨付き。そんな花菱の牛すきはこだわり抜いた逸品です。
重要な牛肉には、高級ブランド牛「佐賀和牛」を使用。肉厚で歯ごたえを残しつつ柔らかく、ブランド牛だからこその濃厚な旨味があります。小間切れ肉を使用するのは、繊維筋が短く柔らかく、適度な脂肪には旨味と風味と深みがあります。また、表面積が多いため肉に汁(つゆ)の旨味がよく絡み、牛すきや牛丼具には最適なお肉です。
国内2位のタマネギ生産地である地元佐賀県産玉ねぎは、甘味に定評があります。恵まれた土壌で育った玉ねぎが、牛すきに「深く自然な甘み」を加えます。さらにしいたけの和の旨味、ごぼうの香りが合わさり、「旨味・香り・食感」をお楽しみいただけます。
日本料理店だからこそこだわるのは、汁に使用するだしです。最高峰の利尻昆布を使い、昆布の旨味成分が「芳醇な風味と旨味」を、魚のえそはクセが少なく「コクがあり上品な味わい」に。最後に全国から厳選したこだわりの無添加調味料で味を調えています。
シンプルですが全ての食材と調味料、そして調理法にこだわったからこその旨味を味わえます。
おすすめの理由2. 4~5分間あたためるだけで食べられる
冷凍状態から電子レンジは500Wで4分間あたためるか、また湯せんは沸騰して5分間あたためるだけで、すぐ簡単にお召し上がりになれます。
おすすめの理由3.シンプルに美味しく楽しめる
そのまま、牛すきとして食べるのも、つゆだくの牛丼として楽しむのもアリです。お家牛丼するなら少しリッチで美味しい花菱の一品をぜひご堪能ください。
花菱の佐賀牛牛すき・牛丼具を召し上がったお客様の声
食べた瞬間一人なのに笑顔になり「美味しいー」と思わず口からこぼれました
お肉が口の中でとろける柔らかさ
上品なおだしの味
こんな美味しい牛丼食べたことない!
濃厚な味なのに上品でいくらでも食べれそう
これほどの牛丼は「今まで食べたことがありません」
牛肉は食べると柔らかく、濃厚な旨味が口中に広がります
たまねぎの甘さも牛肉にピッタリで
出汁の効いた汁も甘すぎず濃すぎずの絶妙な味
お客様にご好評いただいております!
ぜひ一度ご賞味ください!